愛してティーチャー!番外編<バレンタイン編>(言葉責・羞恥責・手淫・口淫・チョコプレイ(w)



「い、やっ!あ、あッ、は・・・・あっ!」


今日はなーんの日だ?正解はバレンタインー!なんて一人自問自答したりして。

俺の腕の中で乱れる細い肢体から、芳しい甘い香り。

シーツに零れた甘いそれを指で掬って、ぺろり、舐める。

俺の律動にびくりと身体を震わせて、先生は涙で濡れた瞳で俺に振り返った。


「あ、りお、か、も、やだ・・・・ゆるして・・・・っ」


やっぱりエッチしてるときの先生はエロい。世界一エロい。

一番好きな顔は、涙目で薄く目を開けてる顔だ。あれはもう犯罪。

俺が世界一大好きな先生。だから俺は先生のお願いなら何だって叶えてあげれる自信がある。

震える声で懇願する先生に、俺はにっこりと微笑んだ。


「ごめん。無理





愛してティーチャー!<バレンタイン編>





「せんせーハッピーバレンタイーン!!」


思いっきりドアを跳ね開けてリビングに飛び込むと、先生が咥えてた煎餅がパリッと音を立てて割れた。

テレビのチャンネルを変えようとしてたんだろう、リモコンを持った手を浮かせたまま、目を丸くして俺を見てる。

リビングに、テレビの音だけが流れる。


「あ、あああありおか、は、はっぴーばれんた「忘れてたんだろ?


顔面真っ青冷や汗かいてしどろもどろに返す先生を、俺はぴしゃりと遮った。

そりゃさ、今まで先生は貰う立場だったよ?んなこたぁわかってるさ。

確かに俺たち男同士だし、男が男にチョコをあげる習慣は日本にはまだないさかっこ一部除く。


「だからって忘れることないだろぉぉおおおおッ!!!」
「ご、ごめん・・・・」


半泣きで詰め寄った俺に、先生は引きつった笑みを浮かべた。

俺が!俺が!!

俺が今日この日をどれっだけ待ちわびたか・・・・!

折角学校が休みの日は一日中入れてたバイト昼までにしたのに・・・・!

まあほぼ期待してなかったんだけどー。

予想の範囲内だ。つーか覚えてたらそっちの方がびっくりだ。


「俺・・・・今日という日を楽しみにしてたのに・・・・!待ちわびてたのに・・・・っ!」
「ご、ごめんって有岡。今から作るから・・・・」


多分漫画なら、今俺の目はキラーンと光ったな。

待ってました!この言葉を待ってました!!

俺のことが大好きで仕方がない先生が、俺が落ち込んでるのを見て「諦めろ」なんて言うわけがない!!

がっくりと膝をつく俺におろおろする先生に、俺は顔を伏せたままほくそ笑んだ。


「ホントに?!じゃあはいこれ!!チョコ!!」
「お、おう・・・・?・・・・準備いいな、お前・・・・」


この事態を予測、把握済みでしたから!!

さあさあと先生が理解しきる前にその背中を押してキッチンに押し込む。

先生はガラスボールにお湯を注いで、そこにボールを浮かべた。

まな板を出して、包丁を取り出して、チョコをまな板に置いて、

結局面倒くさくなったのか、チョコを割ってボールの中に放り投げた。

・・・・全部溶かすんだね。板チョコ5枚買ってきてたんだけど・・・・。

多分先生、自分の分も入れてるんだろなぁ。

銀のボールの中で、茶色いチョコがとろとろと溶けだす。

先生はゴムベラでからから音を立てながらチョコを混ぜてる。

その様子を、俺はキッチンの壁に寄りかかって眺めてた。

一生懸命チョコを溶かす先生の後ろ姿に、俺はそっとほくそ笑んだ。

本当は、俺が作ろうと思ってた。実際去年は俺があげたし。

第一、イベントに疎い先生が作るはずないってことは、世界中の誰よりも俺が一番よくわかってる。

この間桃からガトーショコラのレシピ貰ったからそれにしようと思ってたけど、肝心の「隠し味」が間に合わなかった。

仕方ないからガトーショコラはホワイトデーにまわして、バレンタインは先生からもらうことにした。


「よし、溶けた」


ボールを覗き込んで、先生は嬉しそうに小さく呟いた。

調味料が置いてある棚のケースを開けて、先生は塩を取り出した。

それを少しだけ、本当に少しだけ、チョコに落とす。

甘いものに塩入れたら甘みが増すの、先生知ってたんだ。


「こんなもんかな・・・・」


先生はまた小さく呟いて、チョコを人差し指で少量掬った。

俺は腕を伸ばして、背中から先生をぎゅっと抱きしめた。

驚いた先生の身体が、俺の腕の中でびくりと震える。


「ちょ、有岡?」


先生の声を無視して、俺はチョコを指で掬う。

それを先生の首に擦りつけて、べろりと舌を這わせた。


「ひ、あぁッ!や、やだ、ちょ、何す・・・・ッ」


先生はびくりと身体を震わせると、慌てて逃げようと身体を捩った。

それを遮って先生の髪を掴むと、先生の首に吸いつく。

先生の滑らかな首筋から、チョコの甘い香りがする。

先生の手を掴んで、チョコが滴り落ちそうになったその指を口に含んだ。


「あッ・・・・や・・・・」


先生はびくりと身体を震わせて、真っ赤になった顔を泣きそうに歪めた。

指に舌を這わせて、指先を甘噛みすると、小さく声を上げた先生の膝から力が抜けた。

崩れ落ちかけた身体を支えて、先生の耳に舌を這わせる。


「先生、やっぱ敏感だね」
「ん、あ・・・・おま、え・・・・狙ってただろ・・・・!」


んー?何のことかなー?俺はただ味見しようとしただけですけどー?!

くすくす笑う俺を見て、先生は悔しそうに歯噛みした。

身体を支える手で、服の裾を少しだけ捲り上げて、指先で先生の身体を撫でた。

空いた手を伸ばして、チョコを指先で掬い上げる。


「バカだね、先生」
「んっ・・・・!」
「先生がバレンタイン覚えてるわけないってこと、俺が一番よくわかってるに決まってんじゃん」


先生の唇を、チョコを掬った指で撫でる。

その手で先生の顎を掴んで、チョコがついた唇を舌先で舐めた。

固く引き結ばれた先生の唇を舌先でもう一度舐めると、先生は甘い息を漏らした。


「先生、俺、キスしたいな」
「・・・・っ」


唇を舐めながら囁くと、先生は薄く目を開けた。

ぎろりと俺を睨んで、悔しそうに目を涙目にした。

その可愛い顔に笑って、もう一度チョコに指を伸ばす。


「もうやだ、お前、ずるい・・・・」


固く引き結ばれてた唇に、もう一度チョコをつけた指を押し付ける。

指先で歯列を割って、先生の舌に指先を押し付ける。

ちろりと俺の指先を先生の舌が舐める感覚に、俺は自分の背筋が粟立ったのがわかった。

指を引き抜いて、口を開けて伸ばされた先生の舌に、自分の舌を絡める。

いつも甘い味がする先生の舌は、今日はより一層甘かった。


「ん、ふ・・・・」


先生の髪を掴んで、深く深く唇を合わせた。

くちゅりと音を立てて、俺の舌と先生の舌が絡まる。

お互いの唇を舐めながら、息を弾ませて唇を離す。

俺は湯煎からボールを引き上げて、先生の腕を掴んでキッチンのドアを蹴り開けた。

そのまま先生の身体を引きずって、寝室のドアも蹴り開ける。

先生の身体をベッドに投げて、間を開けずに覆い被さる。

俺が投げた勢いで目を閉じてた先生は、恐る恐る目を開けた。

俺は片手で先生のシャツのボタンを外しながら、もう片方の手の指をチョコに突っ込んだ。

先生はもう諦めたように溜息を吐いて髪をかき上げた。


「お前、ここまでするんなら、ホワイトデー期待していいんだろうな」
「もっちろん。今から楽しみにしててよ」


一生忘れられねえホワイトデーにしてやるよ、先生。

もちろん、今日も忘れられない一晩にしてやるけどな。

肌蹴た胸元にチョコがついた指を這わせて、それをなぞるように舌を這わせた。

先生の身体が震えて、熱い息を零しながら背を弓なりに反らす。


「今日は先生が『チョコ』だぜ?」


唇の端についたチョコを、親指で拭って舐める。

にやりと笑った俺を見上げて、先生は深々と溜息を吐いた。


「わかったよ・・・・好きにしろ」


諦めた先生の言葉に、俺にはニヤァと笑う。

じゃあ、お言葉に甘えて。

掬いとったチョコを身体に塗りつける俺の指を、先生は呆れたように眺めてる。


「ん・・・・っ」


俺が舌を這わすたびに、先生は押し殺したような声を上げる。

狂ったように喘ぐ先生の声も好きだけど、押し殺すようなこの声も好きだ。

だって、声なんて忘れさせるぐらいムチャクチャにしたくなるだろ?

先生の軽く固くなった乳首にチョコを擦りつけて、かぷりと噛みついた。

びくりと先生の身体が跳ねたのに笑って、それにねっとりと舌を這わす。

空いてた手で先生のズボンのボタンとチャックを下ろすと、先生は僅かに腰を浮かせた。

下着ごとズボンを先生の足から引き抜いてベッドの下に落とすと、金具がガチャンと音を立てた。

手の指を全部チョコの中に突っ込んで引き上げると、指の間をチョコがねとりと糸を引いてシーツに滴り落ちた。


「う、あ・・・・!ちょ、馬鹿・・・・ッ」


チョコに浸した手で先生のモノを握りこんで、チョコを擦りつけるようにそれを軽く扱く。

チョコを塗りつけられる感覚に、先生はびくりと身体を震わせて顔を歪める。

その様子にふっと小さく笑った俺を、先生は恨めしそうに睨んだ。

その顔も可愛くて、また笑いを漏らして先生のモノに舌を這わせる。


「ひ、あ、ああぁ・・・・ッ」


先生は背を弓なりに反らしてか細い悲鳴のような声を上げた。

びくびくと震える先生の足を肩に担いで、先生のモノを咥えこむ。

根元まで咥えこんで、わざと音を立てながら先生のモノを唇で扱く。

それを掴んで、鈴口を親指でぐりぐりと抉りながら、竿を唇で挟んで擦り上げた。


「ひ、ぃ、く、ぅああッ!!」


先生はぼろぼろ涙を零しながら、必死でシーツを握りしめる。

根元を擦り上げながら、舌先で括れをなぞって、鈴口を抉る。

ちゅうと吸い上げると、先生の身体がびくんと大きく跳ねた。

ふふ、あー楽しっ!

先生のモノから唇を離して、俺はベッドに座る。

ぐったりと力の入らない先生の腕を掴んで、引っ張って座らせる。

逆の手でチョコを掬って、その手で自分のモノを軽く扱いた。


「ほら、先生。今日はすごいの期待してるからね?」
「・・・・変態親父」


先生は溜息を吐きながらぼそりと呟いて、うつ伏せに身をかがめて俺の股間に顔を埋めた。

既に硬く勃起してる俺のモノのチョコを舐めるように舌を這わせる。

先端に唇を寄せて吸いつくと、口を開けて俺のモノを飲み込んだ。

先生の熱い口のナカで、先生の舌が俺のモノを舐めまわす。

その様を、一度でいいからこの目で見てみたい。きっとさぞかし卑猥だろうな。


「もっと奥まで咥えてよ」
「んん・・・・っ」


先生の髪を掴んで軽く押すと、先生は顔を顰めて小さく呻いた。

喉奥にまで届きそうなほど俺のモノを咥えこんで扱く先生の姿は、写真に残したいほど卑猥だ。

先生の舌の表面が俺のモノの裏筋を舐め上げて、括れを器用になぞる。


「はあ・・・・先生、口離して舐めてよ・・・・」


俺の言葉に、先生は視線だけ俺に向けて薄く目を細めた。

口を離して、俺のモノを手で扱きながら不敵に微笑む。


「すごいの期待してんだろ?俺の口のナカでてめえのモンがナニされてんのか、想像して興奮してろよ、変態」


あーやっぱ俺、先生のこういうとこ好きだなー。

挑発的に笑って、俺の唇を舐める先生に、俺はほくそ笑んだ。

先生はまた不敵に笑って、自分の手をチョコの中に浸す。

その手で俺のモノを掴んで、また咥えこんだ。

根元をチョコがついた手で扱きながら、唇で俺のモノを扱く。

先生の白い手から、チョコがぽたりとシーツに滴り落ちた。


「はー、やっべ・・・・イキそー・・・・」


俺を見上げて、目を細めて、先生は俺のモノから唇を離す。

手首まで伝い落ちたチョコを、赤い舌でぺろりと舐める姿は、まさしく妖艶だ。


「俺を一度もイカさずに自分だけイク気か?」
「まさか。泣くまでイカせてやるよ、月代」


先生の背中に腕をまわして、そのままベッドに押し倒す。

指先でチョコを掬い上げて、先生のそこに擦りつけて指を差し込む。


「う、く・・・・っ」


先生は苦しそうに顔を顰めたけど、チョコが潤滑剤になってすぐに根元まで捻じ込めた。

指を抜き差しするたびに、チョコがにちゅにちゅと卑猥な音を立てる。


「ひっ、あ・・・・ッ」


もう一本指を捻じ込むと、先生はびくりと身体を震わせて声を上げた。

二本の指をナカでばらばらに動かしながら、ナカを擦るように抜き差しを繰り返す。

ひくひくと震える内股を撫でると、腕を軽く蹴られた。

指を引き抜いて、先生の胸にちゅ、とキスを落とす。

先生の両足首を掴んで足を引き上げて、先生のそこに唇を寄せる。


「あ、有岡!待って!や、ああぁッ!!」


唇を押し付けて舌を捻じ込むと、先生の身体がびくりと震えた。

必死で俺の手を振り解こうとする足首を掴む手に、ぐっと力を込める。


「や、やだ、やだぁあッ!ありお、か!おれ、それ、やだって・・・・!」
「はあ?チョコが何言ってんの?」


唇を離してにやりと笑ってやると、先生はぐっと唇を噛んだ。

大体、「好きにしていい」っつったの先生だよね?

先生は泣きそうに顔を歪めて、ぎっと俺を睨んだ。


「人権侵害だ・・・・ッ」
「何?それ。俺難しい言葉わかんなーい」


もう一度先生のそこに唇を寄せて、舌を捻じ込む。

音を立てて舌を抜き差しする俺に、先生はぼろぼろ泣きながらぎゅっと目を閉じた。

せめてもの抵抗か、先生の手が俺の髪を掴んで力を込めた。

舌を引き抜いて、表面で舐めて、もう一度舌を捻じ込む。

チョコをローション代わりにした所為か、先生のナカは甘かった。


「死んじまえ・・・・ッ」
「死んだら泣くくせに」


顔を上げた俺に、先生は泣きながら俺を睨んだ。

先生の言葉を流して、真っ赤になった頬に唇を落とす。

自分のモノを押し付けて、一気に奥まで捻じ込む。

先生の身体の両脇に手をついて、細い身体を腰で突き上げた。

細い身体がびくんと跳ねて、シーツを掴む手に力がこもる。


「ひ!あ、あ、あッ!あんッ!あ、あっ!あっ!」
「・・・・ッ、はー・・・・っ・・・・最ッ高」


肌と肌がぶつかる音と、ベッドのバネが軋む音と、チョコが立てる水音が寝室に響く。

俺の律動の激しさに、高級ダブルベッドのバネが壊れそうな音を立てた。

必死で閉じようとする細い足を掴んで、無理矢理開かせる。


「は、あ、あ、あッ」
「サイッコーのバレンタインだね、先生」
「俺は、最ッ悪、だけど、な!んんッ!!」


まーたそんなこと言うんだからー、先生は。

真っ赤になった頬にキスを落として、細い身体を抱きしめる。

一層激しく突き上げると、先生は背を反らせて悲鳴のような声を上げた。


「ひ、あ、ああァッ!だ、め、はげ、し、ぃ、あ、あ、アッ!!」


先生が乱れる姿は、そこらへんの上手い女より綺麗だ。

まあこんなこと言ったら怒るんだろうけどね。


「あ、あ、も、だ・・・・め、ありお、か、い、イク・・・・ッ」
「・・・・っ、はあ・・・・好きだよ、先生・・・・」


強く、強く、お互いの指を絡め合って、先生の細い身体を突き上げた!

それとほぼ同時に先生の身体がびくんと大きく縦に跳ねて、声にならない嬌声を上げる。

反り返る細い身体を力いっぱい抱きしめて、俺は先生のナカに欲を注ぎ込んだ。

そっと身体を離して先生の顔を覗き込むと、先生は快感にとろけた虚ろな目で俺を探す。

俺に向かって伸ばされた余韻に震える手を取って、手の甲にキスを落とした。


「は、あ、あ・・・・あり、お、か・・・・」
「先生・・・・好きだよ、先生・・・・」


指を絡め合って、深く深く唇を合わせる。

絡まるお互いの舌が、異様に熱くて、異様に甘かった。


「ん、ふっ!ん、んむ、ん、んっ」
「先生、今日はまだまだだよ?」


だってこんなにチョコ残ってるしね、って言いながらボールを突いたら、それは綺麗な音を立てた。

にっこり笑って俺を見て、目を見開いた先生の顔が一気に蒼褪めた。

逃げようとした身体を押さえつけて、にんまり笑って先生を見下ろす。


「学校で習っただろ?『食べ物を粗末にしちゃいけません』って」
「既にしてるけどな!お前シーツ見ろ!!」


ぎゃあぎゃあ喚く先生をうつ伏せに押さえつけて、指でチョコを掬い上げる。

その指で俺を受け入れてくれるところを撫でると、先生は押し殺した声を上げて身体を震わせた。

ゆっくりと指を差し込んで、クチクチ音を立てながら抜き差しする。

先生はふるふると小さく身体を震わせながら、小さく声を漏らした。


「先生、気持ちイ?」
「や、やっ、そこ、擦っちゃ、や・・・・ッ」


わざとナカの肉を擦りながらゆっくり指を抜いたり差し込んだりすると、先生は泣きそうに顔を歪めた。

一気に指を根元まで捻じ込むと、先生は大きく身体を震わせて弓なりに背を反らした。

もっと奥深くまで突っ込むように最奥を指で突き上げると、先生は身体を震わせて首を必死に振った。


「や、やだ、それ、やだぁッ!!」
「んー?何でー?先生、これするといっつも声大きくなるじゃん。認めろよ。気持ちイイんだろ?」
「や、そんな・・・・っ」
「じゃあ気持ちヨくないの?」


わざとちょっとしゅんとしながら声のトーンを落として聞く。

意地悪く聞いた俺に、先生は泣きそうに顔を歪める。

ちょっと可哀想だけど、やっぱ可愛い。


「そうじゃなくて・・・・そうじゃなくてぇ・・・・!」


先生は顔を枕に埋めてぽろぽろと泣きだした。

あらら、泣かしちゃったよ。

先生の髪を撫でて、軽くキスを落とす。


「ごめんって先生」
「うっ、うっ、ばかぁ・・・・ッ」


指を引き抜いて、自分のモノを押し付ける。

先生は顔を伏せて、シーツを掴む手にきゅっと力を込めた。


「ん・・・・ッ」


潤滑剤代わりのチョコが、ぬるぬると俺のモノを受け入れる。

あー、何かすんげー変な感覚。はまりそう。

ボールに余ったチョコを掬い上げて、先生のモノを握りこむ。


「や、やだ!ちょ、やめろ変態!」
「え?何で?気持ちイイよ?」


先生のモノを握りこんで、チョコをたっぷりつけた手で扱く。

親指で鈴口を抉ると、先生は大きく身体を震わせる。


「い、やっ!あ、あッ、は・・・・あっ!」


俺の腕の中で乱れる細い肢体から、芳しい甘い香り。

シーツに零れた甘いそれを指で掬って、ぺろり、舐める。

俺の律動にびくりと身体を震わせて、先生は涙で濡れた瞳で俺に振り返った。


「あ、りお、か、も、やだ・・・・ゆるして・・・・っ」


やっぱりエッチしてるときの先生はエロい。世界一エロい。

一番好きな顔は、涙目で薄く目を開けてる顔だ。あれはもう犯罪。

俺が世界一大好きな先生。だから俺は先生のお願いなら何だって叶えてあげれる自信がある。

震える声で懇願する先生に、俺はにっこりと微笑んだ。


「ごめん。無理


満面の笑顔で言った俺に、先生の顔がひくりと引きつる。

そりゃ先生のお願いは全力で叶えてあげるけどさー。

それとこれとは話が別なんだよ。おわかり?セ・ン・セ!


「クソが・・・・!死ね!馬鹿ッ!!」


あー、またそうやってそんなこと言うでしょー?

本当に俺が死んだら泣き喚くに決まってんじゃない。

そんなヒドイこと言う先生には『オシオキ』が必要だよね?

ってことで、俺は先生のモノを扱く手をさらに激しく動かした。


「は、あッ!やだ、やめて・・・・っ」
「でも気持ちイイんでしょ?締め付けてくるよ?」
「や、やだ、うそ・・・・ちが・・・・っ」


チョコをべっとりとつけた俺の手が摩るたびに、先生が俺のモノを締め付ける。

何だ、先生だって気持ちイイんじゃーん。

先生はシーツを握りしめる手に力を込めて、額をベッドに押し付ける。

その姿にほくそ笑んで、俺は先生の身体をより一層激しく揺さぶる。


「あ、あ、あ、アッ!!だ、め、だめぇ!」


びくんッと、大きく、先生の身体が跳ねる!

強くなった締め付けに、俺は思わず喉の奥で呻いた。


「っ・・・・く・・・・」
「あ、あっ、あーッ!!」


びくびくと激しく震えながら先生は声を上げた。

先生の身体を抱きしめて、俺は長く長く息を吐く。

先生はぐったりと俺の腕にもたれかかると、そのまま意識を飛ばしてしまった。


「・・・・あれ?先生?」


先生はものすごく疲れたような顔で寝息を立ててる。

寝ちゃったよ。チョコまだ余ってんのになぁ。

この様子じゃ明日起きるの昼ごろかな・・・・まあ日曜だからいいけど。


「・・・・どうすっかな。チョコ」


明日チョコケーキにでもするかな。あ、ホットケーキに混ぜるのもいいかも。

先生明日マジギレだろうなぁ。よし朝一でチョコケーキ作っとこう。

とりあえず・・・・先生連れて風呂行くか。起きたら面倒くさいだろうから寝かせとこう。

シーツ変えて・・・・いや、リビングに客用の布団敷いてそこで寝よう。

今日はこのシーツ洗って・・・・やっぱ前に買った新しいシーツ敷いてこれ捨てよう。

布団を敷く・・・・前にまず風呂だな。あ、着替えどうやって出そう。

・・・・明日はケーキ作る前にとりあえず掃除からだな。

もうちょっと後先考えればよかったなぁと思いながら溜息を吐いて、俺は先生の身体を抱き上げて寝室を出た。



(キッチンでケーキ作ってるときに、後頭部掴まれてチョコに顔面叩きつけられるのは明日の話)





<バレンタイン編・Fin>
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バレンタインの王道!ビバ王道!ありきたりマンセー!!(落ち着け)
今回は二人が付き合いだして二回目のバレンタイン、つまり有岡が高2だと思ってください(´・ω・`)
月代のチョコの下準備は龍瀬が実際にする下準備です。細かく切るって何? ←
ちなみに甘いものに塩入れたら甘さが増すのは本当です。
でも入れすぎると悲惨なことになるので注意してください(経験済)
みなさん。チョコは食べるものです。決してこんな用途に使わないでください。 ←使わねーよw
ちなみに有岡、去年は普通にあげました。



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