正直言うと、俺はガキの頃からクリスマスが大嫌いだった。
サンタなんて俺の家には存在しなかった。信じる気もなかった。
誰だ今夢のない子どもだったんだなって言った奴。
バカ言うなよ。毎年いつもの通りスーツ姿の親父にプレゼント渡されりゃ信じる気も起きねえだろ。
俺に夢がなかったんじゃない。俺は大人に夢を見させてもらえなかったんだ。よって俺は寧ろ被害者だ。
サンタは信じていなかったし、クリスマスも大嫌いだった。
親父はプレゼント渡すとさっさと仕事に行っちまう。誕生日だって同じだった。
メイドや執事と一緒にお袋と桃とパーティしてたけど、いつだって親父はいなかった。
そもそも俺は、親父と一緒に過ごした記憶も何かしてもらった記憶もない。
遊園地に行くのはお袋と桃と、キャッチボールなんて小学校で初めて友達とやった。
クリスマスのも誕生日のプレゼントも、何でも欲しいものは何個だって買ってもらった。
それでも俺は、いつも虚しかった。わかってるよ。贅沢者って言いたいんだろ?
何をしても怒られなかったが、何をしても褒められなかった。
まあ、わかるよな?だから不良に走った。まあ走ったっつっても外見だけだけど。ああ、ケンカもしてたな。
昔はわかんなかったけど、今ならわかる。気に食わねえがな。
俺は、寂しかったんだ。あんな奴でも、俺にとってはたった一人の父親だったから。
今はどうかって?どうでもいいな。むしろ今更干渉してきてウザい。
俺はクリスマスが嫌いだった。まあ今でも好きじゃねえな。
けど今年は違う。はっきり言う。クリスマス大ッ好きだ。
何でって?何でかって?!
年上で、しかも男だけど恋人のミニスカのサンタの格好を見て、
そんでもってその綺麗な顔真っ赤にして目に涙溜めて必死で俺を睨んでて、
そんな姿見てあークソ俺クリスマスなんて大ッ嫌いだ、なんて言うと思ってんのか!
クリスマスってホント最ッ高だよな!!
愛してティーチャー!番外編<イヴ編>
「な、何させんだよ・・・・ッ!」
目に涙を溜めて先生が俺を睨む。
ヤバイもうマジ可愛いよ先生今すぐ犯したい。
いや待て紅、ここでがっついたら確実消されるぞ。今すぐ襲いたいがな!
先生は顔を真っ赤にして必死でスカートの裾を引っ張っている。
ノースリーブの白いファーがたくさん付いた赤のミニワンピース。
細い腰を強調させる茶色のベルト。
頭にはサンタが被る白いボンボンがついた赤い帽子。
丈の短いスカートから晒される白い足には黒い網タイツ。
膝まである赤のハイヒールのブーツ。
・・・・あー、ぎりぎり。ぎりぎり見えねえな。
ブーツとスカートの裾からちらちらと先生の白い足が見える。
これがチラリズムてやつか。いいな。
ぐはーッ!ヤバイ押し倒したい!!
「てめえ何考えてんだ?あぁ?」
先生が青筋と引きつった笑みを浮かべて俺を睨み下ろす。
あ、ヤバイ。こりゃ卑猥な妄想してたのバレたな。
先生が細い足を振り上げて俺の股間を勢いよく踏みつける!
「いだだだだだだだだッ!!」
「どーせまた卑猥な妄想してたんだろ?あぁん?」
「痛いって先生!あ、でもこういうのもいいかも」
俺の言葉に先生がさっと足を引っこめて裾を引っ張る。
あー助かった。え?いやいや、俺ドMじゃないから。いや違うって!
まあとにかくだ。もういいって俺がドMとかそういうのはいいから。いやだからもういいって!
「俺の服どこやったんだよ!」
「何その今更。桃が着せてる間は大人しかったくせに」
「まさか帰るなんて思わねえだろうが!いいから服返せよッ」
キーキー怒鳴りながらも先生はスカートの裾を引っ張るのをやめようとしない。
そうだよな。それめちゃくちゃ丈短いもんな。わかるよ。
「でもさー、先生がゲームで負けたからだろ?」
俺の言葉に先生はうっと言葉を詰まらせる。
今日はクリスマスイブだからって桃がクリスマスケーキ持って突然やってきた。
しかもあいつ家の合鍵持ってるから、急にリビングまで上がってきたんだよな。
俺ちょうど先生ソファに押し倒してたときで、さあ今から愛し合おうってなってたときで、
しかも桃の奴めっちゃ笑顔で、あ私のことは気にしないで続けていや待てお前そのデジカメは何だってなって、
んでやっぱり先生が顔真っ赤にして悲鳴上げて、俺が思いっきり顔面蹴り上げられた。
つーか何で桃が残念そうな顔してたんだよ。俺だろ普通。
まあその後三人で飯食ってケーキ食ってゲームしてて、
そしたら桃が急に何か賭けてゲーム(ポーカー)しようなんて言いだした。
さすがに先生は教師だから金は駄目だって言うから、罰ゲームになった。
つーか金じゃなきゃいいんだな。そういう問題なのか。
で罰ゲームを何にするかってなって、桃がたまたま、そうたまたま持って来てたサンタの服を着ることになった。
しかもめちゃくちゃスカート丈の短いミニワンピース。どこで買って来たんだろうな。
で、まあ結果が今この状況だ。
・・・・あれ実は桃が仕組んでたってわかったら、先生怒んだろうなぁ・・・・。
負けた瞬間先生は寝室に引きずり込まれて、先生すんげー悲鳴上げてたな。「どこ触ってんだ」とか。
んで出てきたら、あの格好だ。一瞬桃がいるってこと忘れて押し倒しそうになったな。
桃はきゃあきゃあ言いながら撮影大会初めて、先生は罰ゲームってことで顔真っ赤にしてじっと俯いてて、
散々写真撮りまくって満足したのか、桃は上機嫌で帰って行った。
もう一度言う。帰ったんだ。マジで。
「だったらもういいだろ?」
先生は泣きそうな声でそう言って寝室に戻ろうとする。
俺は先生の腰に腕を回して引き寄せた。
床に座ったまま先生の腰を抱き寄せ、ブーツとスカートの間から覗く足に舌を這わせる。
「あっ、いやぁッ!」
先生はびくりと身体を震わせて悲鳴を上げた。
俺の頭を引きがそうとするけど、全然力入ってないよ?
俺は先生の腰から足の内側へ手を這わせながら移動させる。
「先生、その格好でいてよ」
「ん、んんッ!あ、だ、そこ、だめッ」
「可愛いよ。先生」
網タイツの隙間に舌を差し込んで、先生の足をぺろりと舐める。
その瞬間、先生は声にならない悲鳴を上げて俺の膝に崩れ落ちた。
俺は先生の軽い身体を抱き留めると、先生の首に吸いつく。
「はいはい、いらっしゃい」
「あ、ああッ!こ、の、親父ッ!」
俺が首筋を舐めると、先生の身体がびくびくと震えた。
俺を必死で押し返す先生の手を掴んで、ちゅと頬にキスをする。
先生の足に這わせる俺の手を、先生の手が必死で掴んで引き剥がそうとする。
目尻に浮かんでる涙に、音を立ててキスをする。
「あ、ありお、か、ありおか、おれ、ここじゃやだ・・・・ッ」
びくびく震えながら、先生が涙目で俺を見上げる。
俺は目を細めて微笑むと、先生の身体を抱き上げて寝室に入った。
ベッドに先生を横たえると、先生は泣きそうな顔でぎゅっと目を閉じていた。
あー、やっぱ二人っきりって言っても恥ずかしいよな。先生プライド高いし。
俺がナイトテーブルの上のランプ型のテーブルライトを点けると先生が声を上げた。
「や、やだ、何で・・・・っ」
「だってセンセー可愛いし。恥ずかしがってる顔いっぱい見せてよ」
「ば、馬鹿ぁ・・・・ッ!」
泣きそうな声を上げた先生の耳に舌を這わせる。
耳を舐めて、甘噛して、舌を差し込むと先生が声を上げる。
音を立てて先生の耳を愛撫しながら、ノースリーブの袖の隙間から手を差し込む。
「やッ!あ、い、いやっ、あ、あんッ!あ、あぅ」
「先生、可愛い」
ぐりぐりと親指で硬くなってる先生の乳首を潰しながら、真っ赤になってる耳にちゅっとキスをする。
もう片方の手も逆の袖から手を入れて、両手で両方の乳首をぐりぐりと押し潰す。
先生が顔を真っ赤にして目に涙を舐めて俺の肩に縋りついた。
「あ、あ、だ、だめ、そこ、そこいや・・・・っ」
「えー?センセーここ弄られんの好きじゃん」
「ひ、あ、ああッ!」
ぎゅっと指に力を込めて摘まむと、先生の身体がびくんと波打つ。
必死に手の甲を口に押し付けて声を抑えようとする先生に笑って、しつこいほど執拗に乳首を弄る。
「あ、ありおか、おれ、もうそこやだぁ・・・・ッ!」
先生が泣きながら悲鳴を上げる。
何でイヤか、俺知ってるよ、先生。
気持ちイイんだろ?けど、足りないんだよな。
いつもならやめるけど、でも今日はダメ。
「ん、ああ!あ、ありおか、ありおかぁ!」
「ダーメ」
「んん!な、何で、何でぇ・・・・!」
だって先生、桃が来てからずっと桃と喋ってたじゃん。
妹に嫉妬ってのも情けないけど、俺寂しかったんだぜ?
ファーの隙間に唇を寄せて、先生の首筋を吸い上げる。
乳首を左右でバラバラに、緩急つけてぐりぐりと弄り倒す。
「ひ、ひあッ!あ、ありおか、や、やめて、おねが、あ、あんッ!」
先生が悲鳴のような声を上げてぽろぽろ涙を零しだした。
うーん、さすがにそろそろ可哀想だよな。
先生を抱きしめてちゅと頬にキスをすると、先生が小さな嗚咽を上げる。
「ば、ばかぁ・・・・ッ」
「うん」
ぐずぐずと泣く先生を宥めるために何度も頬にキスをする。
そこじゃないと先生が俺を睨む。うわー、やっぱ可愛い。
ちゅ、と唇にキスして深く唇を合わせる。
「ん、んん・・・・ん、はぁ、あ、ふぁ」
ちゅくちゅくと小さな水音が俺の脳に直接流れ込んでくる。
先生の身体を抱き起こして、ぎゅっと抱きしめる。
先生の腕が俺の背中に回って、俺のトレーナーを強く握りしめた。
あーやっぱ先生の口んナカって気持ちイイ。
キスもいいけど、フェラもいいよなぁ。
「は、先生・・・・」
唇を放して、とろんとした目をしてる先生の耳元で囁く。
先生はちゅ、と俺の頬にキスをして、俺のモノをズボンから取り出す。
何度か俺を擦って、頭から俺のペニスを咥えこむ。
「ん、んぅ、ん、ん」
「はあ、先生・・・・気持ちイイよ・・・・」
帽子の下から流れる先生の髪を指に絡める。
相変わらず綺麗だな。さらさらしてる。
赤いミニスカートの下から、先生の太股が覗いている。
先生のために作られたような(多分その通りだろう)服は、先生の身体に綺麗にフィットしている。
先生の足って細い綺麗し、なーんかこう、色っぽいんだよなぁ・・・・。
先生の足に触れると、細い身体がぴくりと跳ねる。
網タイツの上から太股の裏筋を撫でる。うーん、網タイツいいけど邪魔だな。
「んッ!この、セクハラ野郎」
俺のモノを舐めながら、先生が上目遣いで睨む。
うわーヤバい。俺今の先生のこの顔待ち受けにしたい。
あ、でも誰かに見られるのやだな。
「ん、もう!何、考えてんだ、よ・・・・っ」
「んー?先生のコト以外考えられるわけないじゃん」
先生を引き上げながら、その額にちゅと唇を押し当てる。
先生の顔がカァッと真っ赤になる。
うはー可愛い!
「ん、ば、馬鹿・・・・」
「うん」
先生が顔を反らしながら小さく呟く。
その真っ赤になった頬に何度もキスをする。
「ん、も、もう・・・・恥ずかしい・・・・っ」
「恥ずかしくないよ、先生」
「お前がだよ馬鹿ぁ・・・・!」
えー?俺別に恥ずかしくないけどなぁ。
先生の腰を抱き寄せながら頬にキスをすると、先生が小さく溜息を吐いた。
えー?何で溜息吐くんだよー?
足を抱き上げて膝に座らせると、ブーツを脱がせてベッドの下に落とした。
スカートの中に手を這わせて、するするとゆっくり網タイツと下着を脱がせる。
うん、網タイツもいいけど、やっぱ生がいいな。
「先生可愛い」
「ん!も、馬鹿・・・・っ」
先生の足を撫でると、先生の身体がびくりと跳ねる。
外側を撫でていた手を段々と内側に這わせると、先生の身体がびくびくと震える。
先生は泣きそうな吐息を洩らしながら俺の服をぎゅっと握った。
「先生、キスして」
「ん・・・・」
先生が俺の頬に手を添えて俺にちゅ、とキスしてくれた。
俺が口を開けると、先生が俺の舌に自分の舌を絡める。
先生の手が俺の首に回って、さらに深く唇を合わせる。
「は、先生・・・・好きだよ、先生・・・・」
「ん・・・・」
何度も短いキスをすると、先生が俺の髪を掴んだ。
先生の身体をベッドに横たえて、先生のモノにそっと手を這わせる。
ひくりと先生の足がシーツを小さく蹴る。
「先生、ちょっと意地悪していい?」
「ん、ぁッ!だ、だめ・・・・っ」
ニィと笑って、俺は先生のモノを咥える。
先生が高い声を上げて強く目を閉じた。
わざと水音を立てながら先生のモノを舐めると、シーツを握り締める先生の手に力がこもる。
「なあ先生、今日はナマでさせてよ。で、中出しさせて?」
「ん、んんッ!やっ・・・・だ、だめ・・・・っ」
「ふぅーん?」
俺は先生の先端をぺろりと舐める。
へーぇ、そんなコト言っちゃうんだぁ?
俺は先生のモノの根元を手で扱きながら、裏筋を舐め上げた。
先生がくぐもった声を上げて、シーツに顔を押し付ける。
頭から咥えこんで、頭を上下に動かす。
口を放して舌を這わせて、先端を吸い上げて、また奥まで咥えこんだ。
ぐちゅぐちゅと卑猥な水音と先生の押し殺した小さな喘ぎ声が部屋に響く。
「ん、んん!も、あ、ありお、か・・・・い、イク・・・・っ」
先生がひくりと喉を震わせる。
その瞬間に、俺は先生の根元をきつく握りしめた!
先生がびくりと身体を震わせて、縋るような目で俺を見上げる。
「あ、ありおかぁ・・・・っ」
泣きながら顔を歪めた先生に、俺は微笑んで見せた。
いいじゃん。特別な日ぐらい羽目外したって。なあ?
俺は先生を戒めたままナイトテーブルに手を伸ばす。
ローションの容器を器用に片手で開けて、冷たいそれを指で掬い上げる。
それを指を擦り合わせて塗りこむと、先生のそこにローションを擦りこんで指を差し込んだ。
「あ、ああぁッ!あ、ありおか、ありおか・・・・っ」
指を根元まで捻じ込んで、ぐちゃぐちゃと音を立てて先生のナカをかき乱す。
一層強くシーツを握り締めた先生に目を細めて、俺は再び先生のモノを咥えた。
「ひ、ひぅ!ひ、ひ、ぁ、あ、あぁアッ!」
先生が泣きながら悲鳴のような声を上げる。
でもイカせてあげない。
クリスマスぐらい俺のお願い聞いてよ、センセ。
「ありおか、ありおかッ!い、イキた、イキたいッ!」
「なあ、先生。俺のお願い聞いてよ」
「うう・・・・あう・・・・」
俺の言葉に先生が泣きそうに眉を寄せる。
焦れた俺は、先生の根元を押さえつけたまま先端を強く吸い上げた。
「あ、あァアッ!ん、んぅッ、わ、わかった、わかった、から・・・・っ」
先生の泣きそうな返事に満足して、俺は先生から手を放す。
先端を強く吸い上げると、先生は声にならない悲鳴を上げてイった。
俺は口のナカに吐き出されたモノを飲み干して、唇をぺろりと舐める。
浅い呼吸をする先生の腕を掴んで足の上に引き上げる。
「先生、先生が自分で挿れて動いて」
「う、うあ、む、無理っ」
「できるよ先生。今日は先生がいっぱい俺を気持ちヨくして?」
今でも十分気持ちイイけど、まあそれは置いといて。
俺からはやらないよの意味を込めて俺はベッドに寝転ぶ。
先生は躊躇うように顔を伏せたけど、恐る恐る自分の背中に腕を回す。
俺は先生の腰に腕を回して先生の身体を自分の身体の上に引き寄せる。
「いいよ、脱がなくて。その格好でいて?」
「もう・・・・馬鹿・・・・」
ちゅ、と先生は俺の唇にキスをして、俺のモノをあてがった。
覚悟を決めたようにぎゅっと目を閉じて、ゆっくりと腰を落とす。
「う、うあ・・・・あ、ありおか、むり・・・・入んな・・・・っ」
「えー?もう、しょうがないな、先生は」
俺は身体を起こすと、先生の足に腕を回す。
ベッドについていた先生の足を、勢いよく持ち上げた。
「あッ」
先生の腰が一気に落ちて、一気に俺を奥まで飲み込んだ!
先生は声にならない悲鳴を上げて俺の首に抱きつく。
浅く早い呼吸を何度もしながら先生はびくびくと身体を震わせた。
「せーんせ、大丈夫?」
「はッ!は、は・・・・も、おまえ、いや・・・・っ」
先生の言葉に俺は笑ってもう一度ベッドの寝転ぶ。
先生は俺を睨み下ろすと、俺の腹に手をついて腰を動かし始めた。
「う、う、はッ、あ、あっ」
先生は俺の身体をついたままぎこちなく腰を揺らす。
ああ、やっぱ何回ヤってもいいな、このアングル。
下から先生を見上げるってあんまないしな。
それに今は赤い帽子に赤いワンピースでめちゃくちゃ可愛い格好だし。
スカートの所為で先生のモノも繋がってるとこも見えないけど、まあこれはこれで興奮するよな。
いやー、ホント眼福眼福。
「せんせー、もっと激しく動いてもいいんだよ?」
「ん、んあ!あ、あん!あ、あ、あ、アッ!は、あ、あっ」
必死で腰を揺する先生に目を細めて、俺は先生を下から突き上げる。
先生は声を上げて泣きそうに眉を寄せて俺を見下ろす。
「ん、もう・・・・!」
「まだだーめ。もっと気持ちヨくしてよ」
下からもっと激しく突き上げると、先生は大きく背を反らした。
震えながら伸びた手に、俺は指を絡める。
「あ、は、あ、ありお、か、おれ、おれ、も、い、イクッ!」
「・・・・ッ、俺も、出すよ、先生ッ」
「あ、は、あァアーッ!」
ぎゅっと、絡め合ったお互いの指に力を込める。
先生が大きく背を反らしたと同時に、先生は射精した。
その締め付けに俺は顔を歪めて、先生の腰を掴んで最奥で果てる!
先生はびくびくと身体を震わせて、俺の胸に倒れこんだ。
「ん・・・・先生・・・・」
「ん、んっ!」
「先生、もっかいシよっか」
先生の額に唇を押し当てながら囁く。
先生は俺を見上げて、呆れたように笑った。
先生の背中に手を這わせて、ワンピースのチャックを下ろす。
ワンピースを先生から脱がして、ベッドの下に落とす。
「あ、ああ・・・・」
先生を突くと、先生は喉を反らせて艶めかしい吐息を洩らす。
その白い首筋に俺は吸いつくと、痕を残すために強く吸い上げる。
先生の手が快感に耐えるように俺の背中を這いまわる。
直接触れ合う肌と肌から、先生の心臓の鼓動が伝わってくる。
「ん、先生・・・・」
「あ、ん・・・・あ、ありおか・・・・もっと、もっと・・・・っ」
官能的なムードって、こんな感じなんだろうな。
何かすっげえ甘ったるくて、でも居心地がいい。
大人のムードってこんな感じ?何か映画のワンシーンみたい。
前観た映画のエロシーン思い出してちょっと頭痛くなった。
「あ、ありおか、ありおかぁ・・・・!」
ゆっくりと、でも強く先生を突き上げる。
先生は喉を反らして、額に汗を浮かべて俺を見上げる。
「あ、は・・・・お前ががっつかないなんて、んっ、珍しいな、んんっ」
「たまにはこういうのもいいだろ?映画みたいだ」
笑いながら言った俺に、先生も楽しそうに笑った。
俺が腰を揺するたびに、先生の身体がひくりと跳ねる。
ぎしぎしと軋むベッドの音すら、心地いい。
「先生・・・・ッ」
「有岡・・・・」
先生にキスをすると、先生が俺の髪をかき混ぜた。
何度も角度を変えて、何度も深く唇を合わせる。
うん、こういうSEXもいいな。
「先生、俺、イク・・・・っ」
「ん、あ、あぁーッ!」
先生が声を上げて喉を反らしたと同時に、俺は先生のナカへ熱を放った・・・・。
カチッ、と聞こえた小さな音に俺はゆっくりと目を開ける。
隣には座ってタバコを吹かしている先生。
俺も先生もまだ裸だ。
ああ、俺うとうとしてたんだっけ・・・・身体に直接触れる替えたばかりのシーツが気持ちいい。
先生が俺の身体からずり落ちかけてるシーツを引き上げて、俺が目を開けていることに気付いた。
「何だ、起きたのか」
「うん・・・・」
眠そうな俺の返事に先生は目を細めて俺の髪を撫でた。
んー・・・・気持ちいい・・・・。
先生は小さく微笑んで、またタバコを吹かす。
「俺・・・・先生がタバコ吸ってるの見るの好きだな・・・・」
「ええ?」
「うん、好きだ・・・・好きだよ、先生・・・・」
先生に擦り寄ると、先生は笑って俺の頬を撫でた。
あ、そうだ。忘れてた。
俺はベッドに潜り込んだままナイトテーブルに手を伸ばす。
引出しを開けて、小さな箱を取り出した。
「せんせー、これ、クリスマスプレゼント」
「俺に?」
「俺がバイトして自分で買ったんだよ」
どう?嬉しい?
先生は驚いたように目を丸くしてプレゼントを見つめて、やがて嬉しそうに目を細めた。
「ありがとう、有岡」
「うん・・・・」
頬に降ってきた先生の唇に、俺は目を閉じる。
中身はシルバーのネックレス。先生に似合うと思ってずっと買おう買おうって決めてたやつ。
「けど俺何にもねえぞ?」
「うん、いいよ」
あんま期待してなかったし。
つか先生、今日がイブで明日がクリスマスって忘れてたよな。
俺は身体を起こすと、先生の胸に抱きついた。
「今日は一晩中、俺を甘やかせてよ」
俺の言葉に、先生は驚いたように目を丸くする。
先生に甘えて頬を擦り寄せた俺に、先生は笑った。
俺に落ちないよう上にあげてたタバコをシルバーの灰皿に押し付ける。
「よしよし」
先生が俺を抱きしめて、頭を撫でる。
それが、すごい安心した。
ああ、俺今、ガキに戻ったみたいだ。
長く長く、俺は息を吐く。
今まで俺の肩に圧し掛かっていたものを、先生が取り払ってくれた気がした。
先生の手が優しく、ゆっくりといつまでも俺の髪を撫でてくれる。
きっと俺が起きるまで、先生はずっと俺を抱きしめてくれていると思った。
安堵というまどろみに、俺はゆっくりと目を閉じる。
テーブルライトの少し暗いオレンジの明かりが、俺と先生に優しかった。
(明日はご馳走いっぱい作るから二人っきりで過ごそうな、先生!)
<番外編:イヴ編・Fin>
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網タイツはロマンです!!(死ねばいい)
番外編の時間的には本編の翌年、つまり有岡が高2だと思ってくださると嬉しいです。
だから月代も有岡も精液飲め(ry
でもリアルフェラは嫌いです。AVで見て泣きそうになりました。
よい子は18禁は高校生を卒業してからだゾ☆(うざい)
有岡は月代大好きなのでべたべた甘えます。月代は有岡大好きなのでべたべた甘やかします。
自分で作ったけどこいつら大好きだ!!(笑)
クリスマス用番外編はもう一話upしますんでそちらもよかったらよろしくお願いしますww
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