君がかなし



「いらっしゃい、政成」


笑顔で差し出された手を、微笑みを返しながら握った。

政成は城下町で最も有名な遊郭に来ていた。

だが遊女を買うためではない。

昔、自分と共に戦った戦友、七兵衛の元を訪れたのだ。

七兵衛は軍で一、二を争う武将だったが、突然父が他界。

父が切り盛りしていた遊郭の跡継ぎがいなくなってしまったのだ。

遊郭が潰れてしまえば、遊女も下働きの者たちも路頭に迷う羽目になる。

なので七兵衛が仕方なく継ぐことになったのだ。


「まあ上がれよ」
「ああ」


手を引かれたまま、七兵衛の部屋に向かう。

遊郭の主とだけあって、部屋は他より少し広い。

他の部屋の一部屋と半分、といった広さだろうか。

他愛のない話をしながら部屋に入って、向かい合って座る。

女が持ってきた酒を真ん中に置いて、盃を交わした。


「天下取りの方はどうだ」
「上々だ。七兵衛が情報提供してくれるしな」


にっこりと笑えば、七兵衛も笑みを返した。

もう共に戦場を駆る仲間ではなくなった。

しかし、七兵衛は今でも政成の力となってくれている。

政成は嬉しそうに口元を緩めた。

ならよかったと笑って、七兵衛はまた盃を煽った。

襖の向こうから、綺麗な女性の声が七兵衛を呼んだ。

七兵衛が返事をすると、恭しく襖を開けられる。


「あら、お客様でしたか」
「ああ、どうした?」


それはそれは美しい女性が、ふわりと笑みを浮かべて二人を交互に見る。

綺麗に小さく会釈した彼女に、政成も返した。


「お楽しみ中ごめんなさい」
「気にするな」


少し申しわけなさそうな表情を浮かべた女に、七兵衛は優しく笑う。

急ぎの用ではないから後でいい、と女は言うと、政成に会釈して襖を閉めた。


「彼女は?」
「妻だ」


事もなげにさらりと言った七兵衛に、政成は目を見開く。

煽ろうとしていた盃が、思わず止まった。


「言ってなかったか?」


少し驚いたように問う七兵衛に、政成は頷いた。

下ろした盃を、盆の上に置く。


「半年ほど前にな」


そうか、言ってなかったか、と七兵衛は眉を寄せた。

政成は顔を上げると、七兵衛の後ろを見る。


「・・・・その着物は彼女に?」


七兵衛の後ろに立てかけられた、豪華な刺繍の入った見事な着物。

七兵衛は肩越しに振り返ると、ああ、と呟いた。


「普段は遊女や下働きに構ってばっかだからな。たまには旦那らしいことしてやりてえだろ?」


また笑みを浮かべて、盃を煽る。

その笑みに、政成は複雑そうな表情を浮かべた。

七兵衛は視線だけを、政成に向けた。

しばらく政成を見つめると、にやりと笑みを浮かべる。


「そういえば、俺の情報は役に立ってるか?」
「え?あ、ああ」


さっきそう言ったような、と首を傾げながらも頷く。


「いつも世話になりっぱなしだから、何か礼がしたいな」
「気にするな。俺とお前の仲じゃねえか」
「でも、俺は礼がしたいんだ。何でも言ってくれて構わない」


さあと言わんばかりに眉を寄せる政成を、七兵衛はじっと見据える。

盃から唇を離すと、ことん、と音を立てて盆の上に置いた。


「・・・・何でも?」
「俺にできることなら」


七兵衛は無言で、政成を見据える。

いつもと違う七兵衛の目に居心地の悪さを感じながらも、じっと見据え返した。


「・・・・じゃあ」


七兵衛は立ち上がると、着物を木立てから外した。

それをずい、と政成に突き出す。


「これ着ろ」
「・・・・、・・・・・・は?」


突然の言葉に、政成の口から間の抜けた声が出た。

何かの冗談かと思って立っている七兵衛を見上げれば、七兵衛の表情は真剣そのもので。


「お、奥方に贈るんじゃなかったのか?」
「んー?・・・・まァいいじゃねえか」


政成の腕に着物を押し付けると、帯と帯紐も渡した。

七兵衛は再び座ると、困惑している政成を見据える。


「どうした?何でもしてくれるんじゃなかったのか?」


そう言われれば、返す言葉もない。

政成は着物を持って立ち上がると、着流しの合わせ目を掴む。

じっと見据えてくる七兵衛の視線に、思わず身じろいだ。


「・・・・ッ、七兵衛・・・・あんまり見ないで・・・・」
「それは俺が決めることだ」


きっぱりと言い捨てられ、政成は困惑したように眉を寄せる。

同性の七兵衛に見られるのが恥ずかしいなんて、きっと自分がおかしいのだ。

政成はそう割り切ると、腰帯を解いて着流しを落とした。

ぱさりと乾いた音を立てて着流しが畳に落ちた瞬間、政成の白い身体が薄暗い部屋に浮かぶ。

月の光を浴びて政成の細い身体は、この遊郭の大夫より妖艶だった。

七兵衛は思わず、目を見開く。

政成は袖に腕を通して、滑らかな絹のそれを羽織る。

帯の結び方がわからなかったので、着流しと同じ要領で結ぶと、上から帯紐を結ぶ。

政成の薄い黒の髪と白い肌に、着物の朱はよく映えた。

大袈裟なほど豪華な刺繍は、政成の前に霞む。

七兵衛の喉がごくりと鳴った。


「こ、これでいいか・・・・?」


流石に女性の着物を着るのは恥ずかしく、語尾が段々と小さくなっていく。

何も答えない七兵衛を見た瞬間、腕を掴まれた。

引き寄せられて、顎を掴まれる。


「七兵衛・・・・?」


七兵衛はさらに腕を引っ張ると、いつでも寝れるようにと敷いていた布団に政成を押し倒した。

政成は困惑に満ちた顔で七兵衛を見上げる。


「七兵衛、どうし、」
「誘ってみろ」


七兵衛の遮った言葉に、政成は理解できずに眉を寄せる。

政成を見下ろす七兵衛の目に、何か鬼気迫るものを感じる。


「俺を、床に誘ってみせろ」


七兵衛の言葉に、政成は信じられないと言わんばかりに目を見開いた。

腕に力を込めれば、手首を掴んでいた手に力が篭る。


「七兵衛・・・・冗談は・・・・」
「お前、俺がこんな冗談言う奴だと思ってんのか?」


七兵衛の目は、逃げを許さない。

その目に、背筋を何か冷たいものが伝う。


「何でもするんじゃなかったのか」


耳元で、腰が疼くような低い声で囁かれた。

政成が顔を真っ赤にして顔を伏せると、七兵衛は政成の手を離した。

そろそろと手を下肢に伸ばし、震える手で着物の合わせ目を割り開いた。

窓の下に布団が敷かれていたので、差し込む月光が政成の白い足を生々しく照らす。


「そんなもんで俺が欲情すると思ってんのか?」


冷たい、責めるような七兵衛の声。

政成は泣きそうになりながら、ゆっくりと足の付け根にまで着物の合わせ目を開く。

七兵衛は手を伸ばすと、その細い足に指先を立てて這わす。


「ん・・・・ッ」


こそばいような感覚のそれに、政成は思わず声を漏らした。

腕を伸ばして七兵衛の首に回せば、七兵衛は政成の薄い唇に自分のそれを寄せる。

唇を合わせて啄ばむような口付けを交わすと、七兵衛の舌が入れろ、と唇を舐めた。

おずおずと唇を開けば、七兵衛の舌が政成の口内へ潜り込む。


「んッ!んん・・・・っ、ふぁ・・・・はぁっ!んんッ」


逃げる舌を捕まえて、余すことなく口内を犯す。

小刻みに震える政成の身体に、七兵衛は満足そうに目を細めた。

政成の胸の前の合わせ目を広げて、首筋から鎖骨、胸へと手を這わせる。

塞いだ口の奥で、政成がくぐもった声を漏らした。


「は、ァ・・・・あぁっ!んぅ・・・・」


耳に舌を這わせ、首筋に唇を寄せて赤い跡を散らす。

ほんのりと桃色に染まったそれを指で摘まめば、政成は甘い声を漏らして喉を反らせた。


「おい、固くなってんぞ。興奮してんのか?」
「ち、違・・・・ッ」


顔を真っ赤にして怒鳴る政成を無視して、浮き上がる鎖骨に舌を這わせると歯を立てて噛み付く。

引きつった声を上げて、政成は身体を強張らせた。

足を這っていた手が、段々と内へ入ってくる。

内股を撫でられ、政成は思わず足を閉じようとする。

しかし七兵衛が政成の足の間に身体を入れていたため、無理だった。


「ここまできといてそりゃねーだろ」


にやりと笑う七兵衛に、政成の顔がさらに赤くなる。

泣きそうに潤む瞳にすら、欲情してきた。

帯紐を解いて、不恰好に結われた帯を解く。

ついでとばかりに、着物の合わせ目もすべて広げきった。

政成の身体に下で畳に広がった帯と着物は、まるで蝶の羽のように美しい。

幻想的だ、と七兵衛は少し目を見張った。


「ぁ・・・・七兵衛・・・・見ないで・・・・」


恥ずかしそうに胸の前で腕を合わせる政成を、七兵衛はじっと見つめる。

傍にあった帯紐を手に取ると、政成の腕を一纏めにして頭の上で畳に縫いとめる。

抵抗する前に、その細い手首を傷めないように帯紐で縛った。


「七兵衛ッ!」
「痛い目みたくなけりゃ、大人しくしてろ」


鋭い目で見下ろされ、政成はびくりと身体を震わせると大人しくなる。

七兵衛は満足げに目を細めると、指の背で政成の頬を撫でる。

微かに声を漏らして顔を逸らす政成に、七兵衛はくすりと笑った。


「ん、んんぅ!ひゃ、は、あぁ・・・・ぁッ!七兵衛・・・・ッ!」


ねっとりと肌に舌を這わせて、政成のそれに手を伸ばす。

頭をもたげて先走りを流すそれに、七兵衛は喉の奥で笑った。


「やっぱり興奮してんじゃねえか」


揶揄するように言われ、政成の目に涙が溜まる。

再び喉の奥でくつくつと笑うと、政成のそれに舌を這わせた。


「ひァ?!やめ、七兵衛ッ!」


先端を吸われ、括れを舐められ、根元から唇で挟み込んで上まで擦り上げられ、先端の割れ目を舌で抉られる。

白い先走りを溢れさせながらびくびくと震えるそれに、七兵衛は目を細める。

強い快感に、政成はもうすでに限界だった。

七兵衛はぺろりと唇を舐めると、先端を強く吸い上げた。


「あ、ああーッ!!」


政成は強く目を閉じると、白いそれを勢いよく吐き出した。

ごくりと喉を鳴らした七兵衛を、霞んだ目で見上げる。


「ごちそーさん」


口元を政成のそれで濡らして笑う七兵衛は、どうにも妖艶だった。

政成はさらに顔を真っ赤にさせると、無理矢理起き上がろうと頭を上げる。


「誰も起きていいなんて言ってねえよ」


七兵衛は冷たい声で吐き捨てると、政成の頭を掴んで布団に押し付けた。

微かに表情を歪める政成に、七兵衛は笑う。

七兵衛は自分の指を舐めると、政成の先走りを指に絡める。

物欲しそうにひくひくと痙攣しているそこに、指を突き入れた。


「ひ、ぃ・・・・ッ?!」


目を見開いて息を呑んだ政成に、七兵衛は目を細める。

ぐちぐちとわざと厭らしい音を立てて政成の中を犯す。

快感と恥辱で歪む政成の顔を見て、七兵衛は再び唇を舐めた。

三本入れた指が滑らかに滑るようになると、七兵衛は指を引き抜いて張り詰めた自身を押し付けた。

厭らしく蠢くそこに、先端を押し付ける。


「ま、待って七兵衛・・・・ッ!」


政成が静止を言い切る前に、七兵衛は一気に自身を押し込んだ。

政成は背を逸らすと、悲鳴に近い声を上げる。


「あ!や、あぁ、あ、あ、あッ!や、め・・・・七兵衛ッ!」
「やめねえよ」


耳元で囁くと、政成はひっと息を呑む。

政成の片足を肩に、もう片方を腕にかけて、さらに身体を倒す。


「あッ!ああんっ!ふぁ、あ、あッ、七兵衛・・・・七兵衛・・・・ッ!」


ぎゅうぎゅうと締め付けるそれに、七兵衛も快感で顔を歪める。

一層勢いよく突き上げると、政成は声にならない悲鳴を上げて達した。

七兵衛は一瞬顔を顰めると、政成の奥にすべて吐き出す。

息を整えながら放心している政成を見下ろすと、手首を縛っていた帯紐を解く。

腕を掴んで、無理矢理身体を起こさせた。

胡坐をかいた足を上に、座るように乗せる。


「ひ、イィ?!」


一層奥深くに埋められたそれに、政成は背を逸らして目を見開く。

先ほど七兵衛が中で吐き出したそれが、ぐぷぐぷと音を立てる。

政成は思わず、七兵衛の首に腕を回して縋りついた。

政成の身体が柔らかくてよかった、と七兵衛は肩にかけた政成の片足を見て思った。

もう片方の足をかけた腕に、ぐっと力をこめる。


「あ、ァ、ア・・・・ッ」
「政成・・・・口付けていいか?」


突然の七兵衛の言葉に、政成は眉を寄せる。

七兵衛は唇を寄せると、僅かに開いた政成の唇を舐める。

七兵衛は真剣な目で政成を見つめると、再びいいか、と問うた。

頷いた政成の唇に、しっとりと自分のそれを重ねる。


「ん・・・・んん・・・・」


深く唇を合わせて、先ほどとは打って変わって優しく政成の舌に自分のそれを絡める。

歯裏に舌を這わせ、上顎を舐めて、再び政成の舌に絡めると吸い上げる。

自分のものか七兵衛のものかわからない唾液を、政成は必死で飲み込んだ。

飲み込みきれずに溢れた透明のそれが、政成の顎を伝う。


「は、・・・・政成、俺の名前を呼べ」
「え・・・・?」


呼べ、と低く言う七兵衛を、不思議そうに見つめる。

緩く突き上げられ、政成は思わず七兵衛の首に回していた腕に力をこめた。

緩急をつけて突き上げてくる七兵衛に、政成は声を漏らす。


「呼べ。俺がいいって言う前に達したら、たたじゃすまさねえぞ」
「そ、な・・・・だって・・・・動くか、あァッ!」


有無を言わせない七兵衛に、政成は泣きそうに顔を歪めた。

腕を伸ばして、自身の根元をぎゅっと掴む。


「ぁ・・・・七兵衛・・・・七兵衛ッ・・・・七兵衛・・・・!」


うわ言のように何度も自分の名前を呼ぶ政成に、七兵衛は目を細める。

自身を握っている政成の腕が震えてくる頃、七兵衛はもういいと呟いた。

政成の足を持ち上げている腕をさらに持ち上げて、突き刺すように政成の奥を突き上げる。


「は、ぁああっ!ひ、ィ、あ、あッ!」
「はあ・・・・、政成・・・・っ」


政成の頬に唇を寄せて、頬を伝う汗と涙を舐める。

この体勢では七兵衛のそれがイイところに当たるのではなく、当たりっぱなしなのだ。

政成は快感で虚ろな目で、七兵衛を見る。


「政成・・・・言ってもいいか・・・・?」


七兵衛の言葉に、政成は一瞬首を傾げる。

しかし顔を伏せると、力なく首を振った。


「言わな・・・・で・・・・言わないで・・・・っ」
「何で?いいだろ?」
「言わない、で・・・・」


泣き腫らして真っ赤になった瞳で見上げる政成に、七兵衛の頭がくらくらと揺れる。

言わないで、と何度も呟く政成に、七兵衛はゆっくりと口を開く。


「・・・・好きだ、政成。・・・・好きだ」


七兵衛の言葉に、政成の顔が歪んだ。

頬を伝う涙が、ぽたぽたと政成の白い肌に落ちる。


「好きだ・・・・政成・・・・」
「言わないで・・・・ッ!」
「愛してる・・・・」


ぼろぼろと涙を零す政成に、七兵衛は眉を寄せる。



違う、俺は

お前にそんな顔をさせたいわけじゃない



「愛してる、政成・・・・」
「お前に、は・・・・奥方がいるっ、だろ・・・・ッ!」


ぼろぼろと涙を零しながらしゃくりあげる政成を、七兵衛は辛そうな目で見つめた。

あれは、家の者に無理矢理娶らされたどこぞの富豪の娘だった。

言い寄ってくる女はいてもまったく相手にしない七兵衛に、跡継ぎを心配したのだろう。

勝手に話を進め、七兵衛が知った頃にはもうすでに祝言の日取りが決まっていた。

初めて逢って、自分を愛していると言った女に、七兵衛は言ったのだ。

俺はお前を愛せない、と。

それでも女は、構わないと言った。



愛してくれなくても構わない

他の誰かを愛していても構わない

ただ跡継ぎを産むだけでも構わない

傍にいさせてほしい



女が自分に向けるひた向きな愛に、七兵衛は項垂れたのだ。

罪悪感だけが、胸中を渦巻く。

たとえ愛してやれなくても、よき夫であろうと思ったのだ。

あれは、嫌いではない。むしろ好きだ。

しかし、政成に向けているこれとは、違う。


「好きだ・・・・政成・・・・」
「言わないで・・・・言わないでっ!」


最早悲鳴のような声で叫ぶ政成に、七兵衛も泣きたくなってきた。



死ぬときは、共に死のう



お互いを抱きしめあいながらあの約束を交わしたのは、いつだっただろうか。

純粋なほど、生娘が抱くような恋心のように、政成を愛していたのだ。

あのとき、政成と共に死ねるのであれば、どこでもよかった。

叶うかどうかもわからない約束を、子供のように信じていた。

しかし、今は違う。

政成はいつ死ぬともわからない武将、自分はただのしがない遊郭の主。

昔のように愛し合う仲に戻るには、時に掘られた溝は深すぎた。


「愛してる・・・・愛してる・・・・」
「ひ、ィ、あああッ!あ、ああ、あァッ!」


言葉にできない声を上げて、それでも七兵衛の言葉に拒絶するように首を振る。

七兵衛の目に、じんわりと涙が溢れた。

桜の木の下で交わした約束───死ぬときは共に死のうと交わしたあの日。

あのときは確かに、幸せだったはずなのに。

今、腕の中に、この世の何より愛しい人がいるのに。

今、ここにも確かに、愛はあるはずなのに。

なのに何故、こんなにも哀しい。

七兵衛の頬を、涙が伝った。


「政成・・・・愛してる・・・・」
「言わ、・・・・ぃで・・・・言わないでぇ・・・・っ」



ああ、なんて虚しい



「かなしい・・・・」










花吹雪  散るなら散れよ  約供に


       言にするなとて  君がかなし










あの約束と共に散るのなら散ればいいさ、桜の花よ


  想いを言葉にしないでと言われても、君が愛おしくて哀しいよ


    (愛しい人。哀しいほど、君を愛しているよ)






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はっず!リアルにはずいなオイ!!珍しく純愛・・・・ん?純愛??戦国時代大好きですが何か?
とりあえず攻は七兵衛(しちべえ)、受は政成(まさなり)ですはい。
元々は携帯サイトで作ったネタをこのサイトともう一つのサイトで使いまわし。ネタ的には結構気に入ってます。
まー本館の方はNLで和歌もちーっとばかし違うんですけどね、アハッ☆(壊)
つか、何、鬼畜に見せかけたシリアス?( ど こ が )あれ、鬼畜はシリアスか?
ていうか一番最後の、あれ和歌?和歌なのか??
要領わかんないくせに変なことすんじゃねえよって感じですね。ごめんなさい・・・・あれ和歌になってんのか・・・・?(泣)
一応「哀し」と「愛し」で掛詞?にはなっている、ハズ(うわ)
古典で「愛し」は「かなし」って読むって習って以来・・・・ねぇ(何)
ただ単に「君がかなし」と意訳を作りたかっただけです(死んでしまえ)
ていうか、マジでごめんなさい。
名前間違ってんぞーってとこがあったらどうぞ教えてやってください。
あとどなたか和歌の作り方教えてくださいむしろ作ってください←



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