恋してピューピル!<看病編>(手淫・口淫・顔射・外出・中出・バック・背面座位)



「馬鹿は風邪引かないって言うのにな。ぶゎっかは風邪引かないって言うのにな」
「そんな強調すんなよ・・・・」


げほげほと小さく咳き込みながら有岡が小さく声を上げる。

額に乗せたタオルを水に浸して、ぎゅうっと絞る。

それを広げて畳んで、有岡の額にまた乗せた。

有岡が気持ちよさそうに目を閉じたままふうと息を吐く。

結構辛いみたいだな・・・・。

そっと頬に手を当てると、有岡は気持ちよさそうにまた息を吐いた。

赤くなってるだけあって、やっぱり頬も熱い。

手を放そうとしたら、有岡の手が俺の手を追ってきた。

いつもより熱い手が、俺の冷たい手を握る。


「だめ。もう少し・・・・」


小さく息を吐きながら、有岡が小さく呟く。

・・・・ちょっとだけ、驚いた。こんな弱ってるこいつ、初めて見るかも。

何だか俺は嬉しくなって、知らず知らずの内に微笑んでいた。

もう一度有岡の頬に触れて、そっと撫でる。

有岡がまた気持ちよさそうに息を吐く。


「先生・・・・キスして・・・・」


有岡が俺の手に頬を擦り寄せながら小さく呟く。

普段から甘えただけど、今日は一段と甘えただな。

タオルを取って熱い額にキスを落とす。あー、やっぱ熱い。

目元にキスをして、頬にもちゅ、とキスをした。


「先生・・・・そこじゃないよ・・・・」


・・・・そこじゃない、って・・・・。

・・・・唇にか?こいつ寝ぼけてんのか。

お前、今病原体持ってんだぞ?つか今お前病原菌だぞ?

ただでさえ俺は普段から風邪引かねえから一回引いたら大変なのに。


「先生・・・・」


有岡が俺の腕を掴んで、身体を起こした。

・・・・・・・・え?





恋してピューピル!<看病編>





何故俺がここにいるのかと言うと、こいつが今日学校に来なかったからどうしたのかと思って来てみたからだ。

何回チャイム鳴らしても出てこないから、前にお互い交換したお互いの部屋の合鍵を使って部屋に入った。

(結婚前のカップルみたいだなんて思ってドキドキなんかしてねえからなッ!)

リビングにもいなかったから寝室に来てみたら、これだ。

ベッドの上で顔を赤らめて荒い息をしてたから額に手ぇ当ててみたら熱いの何の。


「・・・・ん・・・・先生・・・・?」
「・・・・え?マジで?風邪引いてんの?」


有岡は重たげに目を開けて、不思議そうに俺を見る。

何か珍しくて、俺はまじまじと有岡の顔を覗き込んだ。

顔は赤いし、目は潤んでるし、息も荒い。汗かいてるな。熱高そう。

とりあえず容器に水張ってタオルを浸して、絞ってその額に乗せた。


「何で先生がいんの・・・・?」
「お前、今日学校来なかったし、連絡もなかったから」


俺の言葉に、有岡は不思議そうに俺を見上げる。

ん?何だ?


「・・・・今何時?」
「・・・・6時」


俺が帰って来てんだから5時は過ぎてるに決まってんだろ。

つかこいつ、今何時かわかってなかったのか・・・・?

それで家ん中真っ暗だったわけね。


「じゃあ、先生、晩飯、作んなきゃ。ちょっと待ってて・・・・」


有岡は起き上がるとベッドから降りようと、え?!何やってんのこいつ?!

ベッドから降りようとする有岡を俺は慌ててベッドに押し戻す。


「何やってんだ馬鹿ッ!寝てろ!」
「けど、先生、晩飯・・・・」
「そんな身体で作れるわけねえだろ。今日は俺が作るから。台所借りるぞ」


・・・・何驚いてんだてめえこの野郎。

お前に逢うまで自炊してたんだぞこれでも。

・・・・最近全然自分でやってないけど。

台所に行って、とりあえず有岡が食えるかどうかわかんねえけどお粥を作る。

少しだけ酒を入れて、溶き卵を流し込んで卵粥をさっと作り上げた。

それを鍋にうつして盆に載せて寝室に戻る。

有岡は苦しそうに呼吸しながら、ドアが開く音に気付いて振り返った。

熱で潤んだ目で俺を見て、有岡は安心したように小さく笑った。

・・・・可愛い。


「粥作ったけど、食えるか?」
「ん・・・・先生、食べさせて」


・・・・子ども返りしてんのか?こいつ・・・・。

・・・・まあいっか。

粥を蓮華で掬って、湯気がのぼるそれに息を吹きかけて唇で温度を確かめる。

蓮華を差し出すと、有岡が口を開けた。

俺が差し出した蓮華を咥えて、もごもごと口を動かす。


「美味い?」
「うまい」


久しぶりに作ったからちょっと自信なかったけど、よかった。

酒もそんなに入れてねえし、まあ大丈夫みてえだな。

粥を掬って有岡に食べさせるを何度も繰り返す。

ゆっくりゆっくり、時間をかけて有岡は粥を平らげた。

持ってきてた薬を渡すと口移しして何て言ってきやがったから問答無用で口の中へ水を流し込んだ。

有岡はものすごく不満そうな顔をしてたけど、凄む俺に大人しく薬を飲んだ。

またベッドに寝かせて、俺は立ち上がった。


「じゃあ俺帰るから、起きたりすんなよ」
「え?先生帰んの?」


は?当り前だろ?何言ってんだ。

有岡が身体を起こして、俺の手を握る。


「帰んなよ、先生。俺の傍にいて」
「有岡・・・・」
「俺の傍にいてよ、先生」


いや、でも、明日も仕事だしな・・・・。

俺もいてやりたいのは山々だけど・・・・。

不安そうな顔で俺を見上げる有岡を見て、俺は溜息を吐いた。

俺、ホンットこいつに甘い。

もう一度ベッドの傍に座り込んで、有岡を寝かせる。

額に張り付く前髪をかき上げて、ぐりぐりと指先で弄る。


「馬鹿は風邪引かないって言うのにな。ぶゎっかは風邪引かないって言うのにな」
「そんな強調すんなよ・・・・」


げほげほと小さく咳き込みながら有岡が小さく声を上げる。

額に乗せたタオルを水に浸して、ぎゅうっと絞る。

それを広げて畳んで、有岡の額にまた乗せた。

有岡が気持ちよさそうに目を閉じたままふうと息を吐く。

結構辛いみたいだな・・・・。

そっと頬に手を当てると、有岡は気持ちよさそうにまた息を吐いた。

赤くなってるだけあって、やっぱり頬も熱い。

手を放そうとしたら、有岡の手が俺の手を追ってきた。

いつもより熱い手が、俺の冷たい手を握る。


「だめ。もう少し・・・・」


小さく息を吐きながら、有岡が小さく呟く。

・・・・ちょっとだけ、驚いた。こんな弱ってるこいつ、初めて見るかも。

何だか俺は嬉しくなって、知らず知らずの内に微笑んでいた。

もう一度有岡の頬に触れて、そっと撫でる。

有岡がまた気持ちよさそうに息を吐く。


「先生・・・・キスして・・・・」


有岡が俺の手に頬を擦り寄せながら小さく呟く。

普段から甘えただけど、今日は一段と甘えただな。

タオルを取って熱い額にキスを落とす。あー、やっぱ熱い。

目元にキスをして、頬にもちゅ、とキスをした。


「先生・・・・そこじゃないよ・・・・」


・・・・そこじゃない、って・・・・。

・・・・唇にか?こいつ寝ぼけてんのか。

お前、今病原体持ってんだぞ?つか今お前病原菌だぞ?

ただでさえ俺は普段から風邪引かねえから一回引いたら大変なのに。


「先生・・・・」


有岡が俺の腕を掴んで、身体を起こした。

・・・・・・・・え?

ベッドの上に引きずり込まれて、両腕をベッドに勢いよく押し付けられた。

俺の上に馬乗りになって、有岡が俺に顔を近付ける。

ちょ、ちょ、まッ!


「ば、馬鹿ッ!何すんだ!」


腕を捻じると、有岡の腕はすんなりと外れた。

肩を押し返して、何とか体勢を立て直す。

そういえば、男って疲れてるとき無性にシたくなるんだっけ・・・・?

駄目だ。ここにいたら風邪うつるで済まない。


「やっぱり俺帰る。お前はちゃんと大人しく


ベッドから降りようとしたら、後ろから有岡に抱き締められた。

その身体の熱さに、俺は目を見開く。

有岡の熱い息が、俺の耳にかかる。


「先生、俺の傍にいてよ・・・・」
「ありお・・・・か・・・・」
「俺、初めてなんだ。こんな、こんな不安なの」


俺を抱きしめる有岡の腕に、力がこもる。

有岡が俺の首筋に顔を埋めた。


「俺の、俺の傍にいてくれ、先生」
「有岡・・・・」
「ずっと、不安だった。先生がいなくて、ずっと、寂しかった」


俺の顔を覗き込んで、有岡が熱っぽく囁く。いや実際熱あんだけど。

その瞳は不安そうで、縋るようで、

近付くその唇を、俺は拒むことができなかった。










「先生・・・・」
「んっ、は・・・・あ・・・・っ」


背中から抱きかかえられたまま、有岡は俺の耳元で低く囁く。

いつもより熱い吐息が俺の唇にかかって、ちゅ、とキスを落とされる。

俺の首筋を這う有岡の舌はやっぱりいつもより熱くて、俺の身体が震えた。

服の中で有岡の温かいを軽く通り越した熱い手が俺の胸を這いまわる。


「は・・・・先生・・・・今日、俺の言うこと何でも聞いて・・・・?」
「ん、は、あ、あぁ・・・・!」


首筋を舐めながら囁いた声に、俺の背筋をぞくりと快感が走る。

有岡の爪が、カリと俺の乳首を引っ掻いた。

びくんと跳ねた俺の身体に、有岡が耳元で微かに笑った。

指先がそれを摘まんで、くりくりと捏ねまわす。


「んッ、は、あ、ゃ・・・・あ、あぅ、は、はあッ」
「ね、せんせ・・・・?」


耳の縁を有岡の熱い舌が這う感覚に、俺の背筋をぞくぞくと快感が走った。

ぼんやりと有岡を見上げると、有岡は頬を上気させて額に汗を浮かべて微笑んだ。

その目は潤んでて、でもしっかりと欲を持っていて、

ホント、こいつ病人のくせに馬鹿だよな。

片手を胸を、もう片方を俺の太股の裏に這いまわらせながら、有岡は俺の肩にキスを落とす。


「ね、先生、俺のお願い、聞いて?」
「・・・・ん・・・・」


小さく頷くと、有岡は嬉しそうに笑った。

俺の耳を、有岡の舌がねっとりと舐め上げる。


「ん、は、はあ・・・・あ、あぁ・・・・あ、あん」
「先生、口でシて?」


・・・・本当にこいつはフェラが好きだ。今更だけどな。

有岡はベッドに胡坐をかいて座って、後ろの壁に背中を預けた。

俺もベッドに上って、有岡のパジャマ代わりのスウェットをずらす。

既に臨戦態勢なそれに若干呆れつつも、先端にちゅ、とキスを落とした。

先端を舌の表面で撫でて、括れをなぞって、奥まで咥えこむ。

有岡が喉を反らせて、小さく呻きながら息を吐いた。

舌で舐めながら頭を動かすと、俺の唾液と有岡の先走りがぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てた。

・・・・うん、最近やっと、この音の抵抗感もなくなってきた、かな?ちょっとだけ。


「ん、んく、ん、んふ、ん、はあ・・・・ありおか、気持ちイ?」
「ああ、先生・・・・気持ちイイよ・・・・」


上目遣いで有岡を見上げて問うと、有岡はうっとりした表情で笑った。

嬉しい。最近自分でも、上手くなってきてると思うから。

・・・・何かもう屈辱とか恥ずかしいとか感じなくなってきたな。

最近、当たり前みたいに感じてきたような気がする。これっていいことか?

熱の所為か、口のナカの有岡のモノはいつもより熱い気がする。

舌を這わせて吸い上げるたび、舌の上のモノが脈打ってぴくりと跳ねる。


「う・・・・せん、せ・・・・ッ」


有岡の限界が近いことを感じて、強く吸い上げる。

有岡のモノが俺の口のナカで大きく跳ねた瞬間、有岡の手が突然俺の額を掴んだ!

無理矢理俺の頭を引き剥がした拍子に、俺の歯が有岡のモノの先端を浅く引っ掻く。

その瞬間、有岡の熱い精液が俺の顔に飛び散った!


「ひあ!あ、有岡!てめえ!」
「あはは、先生、エロいよ」


誰の所為だと思ってんだてめえ!

怒鳴ろうとした俺の威勢も、目の前で本当の意味で熱に浮かされた表情の有岡に消えていく。

頬を上気させて、目を潤ませながら有岡は目を細める。


「なぁ、先生、もっかいシて?」


・・・・お前、本当に好きだな。

まあお前若いしな。俺も男だし、わからんでもないが。

・・・・顎痛くなんだよなぁ・・・・明日も授業あんだけどなぁ・・・・。

けど今日はお願い聞いてやるって言っちまったしなぁ。

ああ、俺ってホントこいつに甘い。

俺はもう一度身体を屈めて、有岡のモノに舌を這わせた。

尿道に残っていたものを吸い上げて、裏筋に何度も舌を這わせる。

先端に唇を押し当てて、ちゅうと吸い上げた。


「うッ!はっ・・・・せん、せ・・・・っ」


有岡の手が俺の頭を撫でて、軽く俺の髪を掴む。

根元を手で扱きながら、先端を断続的に吸い上げた。

俺の口のナカで有岡のモノがびくんと跳ねて、熱いモノが口のナカへ流れ込む。

精液が零れないように注意しながら唇を放して、手で押さえる。

ティッシュを掴もうと伸ばしたもう片方の手を、有岡の手が掴んだ。

驚いた俺に笑って、有岡のもう片方の手が口を押さえる俺の手を押さえる。


「んんッ!」
「はあ・・・・先生、俺の飲んでよ」


はあッ?!何言ってんだこいつ!

腕を掴んでいた手が背中に回って、俺の二の腕を掴んで抱き寄せる。

口を押さえる俺の手を押さえる有岡の手に、力がこもった。


「先生、俺の飲んで」
「ん、んんぅ・・・・」
「今日は俺のお願い何でも聞いてくれるって言ったじゃん」


う・・・・で、でも・・・・。

フェラして口のナカに出されたことは何度もあるが、未だに飲んだことはなかった。

有岡も俺のモノを飲んだことはないし、飲むことを強制されたこともなかった。

俺は泣きそうになって有岡を見上げた。

俺の顔を覗き込む熱で潤んでいる瞳が、据わっている。

薄く微笑む唇から、荒く熱い吐息を吐きだす。

ぞくぞくと、俺の身体が小刻みに震える。

俺は意を決して、ごくりと自分の喉を震わせた。

ゆっくり、ゆっくり喉を震わせながら、口のナカのモノを少しずつ飲み下す。

う、うえ・・・・苦い・・・・ッ


「う、え、ゲホッ」
「ん、先生、ありがと。嬉しい」


俺の額にキスをしながら有岡が嬉しそうに言う。

もう・・・・我儘ガキめ・・・・。

俺の頬にキスをしながら、俺の胸に手を這わせる。


「先生、今度は俺が先生を気持ちヨくしてあげる」


薄く笑った有岡に、俺の背筋がぞくんと震えた。

有岡が俺の肩を優しく押して俺をベッドに横たえる。

シャツのボタンを全部外され、前をくつろげられる。

胸から首筋を、有岡の舌がねっとりと這う。

思わず口を押さえた手を、有岡がやんわりと外した。


「あ、や・・・・ありおか・・・・」
「先生、声、聞かせて」


目を細めて囁く有岡に、俺は顔が熱くなったのを感じた。

有岡が俺の頬に頬を擦り寄せ、耳尻の付け根にキスを落とす。

首筋から鎖骨までに、熱い唇をゆっくりと這わせた。

その感覚に俺の身体がびくりと跳ねて、背筋が伸びる。


「ふあ・・・・ふあぁ・・・・あ、ありお、か・・・・ぁ」
「先生、好きだ、先生。好きだよ、好きだ。大好きだ」


俺の身体に必死で舌を這わせながら、何度も繰り返す。

ぎゅうと胸が締め付けられて、切ないほど幸せになった。

有岡の両頬を包み込むと、有岡が顔を上げる。

俺の顔を覗き込んだその唇に、俺は熱いキスをした。


「ん・・・・んむ、ん・・・・んく、ぅ、ん、んは・・・・」
「ん、うん・・・・は、先生、好きだよ」


どちらのものとわからない唾液を飲み込む。

唇を放すと、か細い銀が俺と有岡を繋いだ。

有岡の舌が俺の唇を舐めて、飲み込めずに顎を伝ったものを舐める。

俺の顔を見つめながら、有岡は俺の身体に手を這わせる。


「あ・・・・ッ」


有岡の指が俺の乳首に触れた瞬間、身体がびくりと震えて思わず声が漏れた。

俺の顔を覗き込んで、有岡は俺の唇にキスをする。

恥ずかしくなって、俺は思わず顔を反らした。

それを許さず有岡が俺の顎を掴んで無理矢理正面を向かせる。


「ん、んんぅ・・・・っ」


深く唇を塞がれ、口のナカへ舌を捻じ込まれる。

有岡が俺の下半身をまさぐって、下着ごとをズボンを脱がせた。

緩く反応していた俺のモノを、有岡の熱い手が包み込む。

俺の唇を舐めながら唇を放して、有岡は俺の下半身に顔を埋めた。

いつも以上に熱い舌が俺のモノの先端を舐めて、熱い口のナカへ誘われる。

舌が全体を舐め上げて、先端を強く吸い上げられる。


「ひ・・・・ひ、ぅ・・・・んぁッ!は、はあ、あ、は・・・・っ」


耐えられなくなって、俺はぎゅうと目を閉じた。

縋るものがないから、必死でベッドのシーツを握り締める。

有岡の手が俺の膝を曲げて足を開かせる。

ぐちゅぐちゅと響く水音が、やっぱりどうにもこうにも恥ずかしかった。

俺のモノの先端を親指で弄りながら、根元から唇で挟んで舐め上げる。


「ひ、ぐ・・・・あぁッ!あ、ありお、か、だめ、も、い、イク・・・・ッ!」


有岡が俺のモノを奥まで咥えこんで、強く吸い上げた!

その瞬間、俺の目の前が真っ白になる!

女みたいに甲高い自分の声をどこか遠くで聞いた気がした。

有岡が俺のモノを咥えたまま、ごくりと喉を鳴らす。


「ひ、ひあ・・・・い、いや・・・・やめて、ありおか・・・・っ」


有岡は二度、三度喉を鳴らして、ぺろりと唇を舐めながら俺を見上げた。

俺は恥ずかしさで死ねる気さえした。

目尻に浮かんだ俺の涙を有岡が吸い上げる。

唇に押し付けられた指を口のナカへ誘う。

口のナカを蹂躙するその指に、俺は必死で舌を絡めた。


「ああ、いい子だね、先生」


俺の耳の縁に舌先を這わせながら、有岡が囁く。

ふっと吹きかけられた息に思わず身体を竦ませた。

その拍子に歯に力を入れてしまい、まるで咎められるように耳に歯を立てられた。

口のナカの指が引き抜かれ、後ろの窄みをくすぐられる。

思わず目の前の有岡の縋りつくと、有岡はくすりと笑って俺のナカに指を差し込んだ。


「ひ、ひう・・・・ひ・・・・ん、く、ふ、ふぁ、あ、ア・・・・ッ」


中をかき混ぜられる感覚に、俺の身体がぞくぞくと震える。

有岡の指先が俺の前立腺を引っ掻いた瞬間、俺の身体がびくんッと縦に跳ねた!

ひゃんッと情けない声を上げて、俺は目を見開く。

くすくすと耳元で笑う有岡に、俺は顔が熱くなった。

じろりと(自分でもわかるほどの)涙目で睨むと、有岡は楽しそうに笑った。


「先生可愛い」
「ば、ばか、ひ、あ、あァんッ!」


ぐるりと内壁を一撫でされて、強く前立腺を突かれた!

身体を強張らせた俺にくすりと笑って、有岡は指を引き抜く。

俺の身体を反転させて四つん這いにさせる。


「あ、ありおか・・・・ご、ゴム・・・・っ」
「先生、力抜いて」
「や、やめッ!」


俺の制止の声を無視して、有岡は一気に俺のナカへ捻じ込んだ!

目を見開いて背を反らして、俺は声にならない悲鳴を上げた!

有岡は俺の腰を掴んで、荒々しく俺の腰に自分の腰を打ちつける!


「ひ、ひ、あ、あ、ありお、か、や、やめ、おねが、やめてぇえッ!」
「はッ、先生・・・・好きだ、先生・・・・っ」


激しくナカをかき乱される感覚に、俺は強くシーツを握り締めた。

がくがくと震える腕を支え切れず、肘が折れてシーツに突っ伏す。

掲げられなくなった腰が落ちて、有岡が身を乗り出すように腰を浮かせた。

痛いほど打ちつけられる腰に、俺の目尻から涙が溢れる。


「ひ、ひう、は、はげ、しッ、あ、ありおか、ありおかぁッ!」
「先生・・・・先生・・・・ッ」


激しく身体を揺さぶられ、俺はただ必死でシーツに縋りつく。

有岡のモノが俺の前立腺を強く突いた瞬間、俺はあられもない声を上げた。

有岡が喉の奥で呻いて、俺の腰を強く掴んでそこを一点に突き上げる!


「ひ、あ、あ、あぁッ!あ、ありお、か、あ、だ、だめ、い、イク、イクッ!」
「・・・・う、ぐッ」


強く前立腺を突き上げられた瞬間、頭の中が真っ白になった!

目の前がチカチカするほどの快感に、一瞬意識が飛びそうになる。

消えていた音が戻ってきて、自分と有岡の荒い息が耳に流れ込んでくる。


「あ・・・・あ、はあ・・・・ん、は、はあ・・・・」


ナカに吐き出されたモノのしっかりとした熱に、俺は泣きそうになった。

明日も授業あんのにぃ・・・・!

有岡の腕が俺の胸に回りこんで、ぐいと身体を起こした。

足の上に座らされ、ナカのモノが一層深いところにまで埋められる!


「ひィッ?!あ、ありおか、だ、だめ・・・・っ」


俺の言葉を聞かずに、有岡は俺の足を後ろから抱えて身体を揺すり始めた。

足を高く持ち上げられ、俺の身体は否応なく有岡の胸に預けられる。

粘膜が粘膜を擦り上げるその感覚に、俺は背を反らせて喘いだ。

律動の激しさに身体を揺すぶられ、ナカに吐き出されたモノが伝い落ちる。


「ひ、あ、はあッ!あ、あんっ、あ、あ、アッ、あ、ありお、か、あ、あぁッ!」


俺の声に有岡は喉の奥で呻いて、俺の身体を揺すりながら下から突き上げた!

膝裏を掴まれた足が、有岡が突き上げるたびにびくりと跳ねて宙を蹴る。


「や、やめ、も、だ、だめ、あした、も、じゅぎょ、アッ、あんの、にぃ・・・・っ」
「うッ、はあ・・・・だめだよ、先生、ッ、俺以外のこと、考えない、でっ」


俺の身体を荒々しく揺さぶり突き上げながら、有岡が俺の耳元で呻く。

俺の膝の裏を掴む足に、微かに力がこもった。


「俺に、抱かれてるとき、くらい、俺以外のこと、考えん、なよ・・・・ッ」
「あ、あぅ、んッ!あ、りお、か・・・・」
「今だけ、俺だけのものでいてよ、月代」


有岡・・・・。

珍しく素直な有岡に、俺は自分の胸がぎゅっと締め付けられたのを感じた。

こいつは、いつも年の差を感じて変なとこで大人ぶって、変なとこガキで、

甘えるくせに大人ぶるから自分自身に苛々して、

いつも変なとこで意地張って、頑固で、そういうところで俺とよく喧嘩する。

だから、こういう本当に子供じみたことは、あんまり言わない。

・・・・まあそんなところも好きなんだよなー、俺。

無理に背伸びして、大人ぶったりしなくていいのに。

俺は、「有岡」が好きなのに。

まあ俺有岡に好きなんて言ったことねえけど。

つーか素直じゃないのはお互い様だよな。


「ん、はあ、月代、気持ちイ?」
「ん、あっ、んん、イイ、気持ち、イイ・・・・ッ」


だから今日は、俺も素直になってやろう。

俺の言葉に、有岡が微かに嬉しそうに笑った気配がした。

有岡が俺の身体を抱え直して、俺の前立腺を突き上げる!


「ひ、あァアッ!あ、そ、そこ、だ、だめ、あ、ま、また、イ、イクッ」
「・・・・ッ、月代!」


強く、一層強く、有岡が俺の前立腺を突き上げた!

その刺激に俺は声にならない悲鳴を上げて果てる!

有岡は俺の身体を強く抱きしめ、俺の最奥で果てた。

お互いの息が落ち着くまで待って、有岡はやっと引き抜いた。


「は、はあ・・・・ありお、か・・・・」
「ん・・・・せん、せ」


俺の頬を撫でようと伸びた手が、ぱたりと落ちた。

・・・・・・え?

壁に背を預けていた背がずるずると壁を伝って横に倒れる。

荒い息をしながらベッドに突っ伏した有岡に、俺はぎょっとした!


「あ、有岡?!しっかりしろ!有岡!有岡!」


額に手を当てると、さっきより熱が上がっていた!

んな身体でSEXなんかするからだよ馬鹿ッ!


「有岡!しっかりしろ!有岡!有岡!」










「・・・・うぅん・・・・」


小さな呻き声が、どこか遠くで聞こえた気がした。

頭の後ろで起き上がる気配。


「・・・・あれ、せんせ・・・・?」


その声に、浅いところを彷徨っていた俺の意識が浮き上がった。

ぼんやりしながら俺は上を向いて振り返った。

有岡はベッドの上から床に毛布を被って座り込んでいる俺を覗きこんでいる。


「ん・・・・起きた?」
「うん、先生、何でそんなとこで寝てんの?」
「一緒にベッドで寝るわけいくか」


風邪うつっても困るし、お前寝てるとき抱きついてくるから身動きとれなくなるし。

有岡の脇に体温計をぐいぐい押しこんで、両頬を引き寄せて額に額を押し当てる。

ん、大丈夫、熱は下がってる。けど今日も学校休ませた方がいいな。

時計に振り返ると針は6時を指してた。

昨日有岡の身体を拭いて服着替えさせてからシャワー浴びたけど、風呂に入る時間はありそうだ。

とりあえずこいつの腹ん中に何か入れさせて、薬飲ませてもう一回寝かせよう。

ピピッと聞こえてきた電子音に振り返って体温計を受け取る。

37.5℃か、まあ下がってる方だな。昨日は38℃あったし。

ふと俺を見つめてる有岡に気付いて振り返る。

有岡は俺を見て、にやっと笑った。


「先生が看病してくれるなら、風邪も悪くないよな」


にやっと笑った有岡に、俺の頬が引きつった。

そのこめかみを思いっきり張り飛ばした!

悲鳴を上げる有岡を見下ろして、俺はふんと鼻を鳴らす。


「俺が帰って来ても熱下がってなかったら、今日は看病してやんねえからな」


俺の言葉に、有岡が愕然と目を見開く。

はッと嘲笑って、俺は寝室を出て行く。

腹立つから粥に一切味付けしないで出してやろう。

さー、帰ってきたら熱が下がってるか、下がってないか。

出勤途中で有岡から「昨日みたいな熱い看病楽しみしてるからね」ってメールが来た。

帰ったら熱が下がってようが下がってまいが、一発ぐらい思いっきり殴ったって誰にも責められやしまい。



(俺もう一生お前の看病なんてしてやんねえからなッ!!)





<看病編・Fin>
────────────────────────────────────────
つーか有岡って風邪引かないと思うんだ(何だいきなり)
そして月代はもっと風邪引かないと思う。「治療費がもったいない」とか言って健康管理気をつけてそうだ。
でも栄養管理はしないんだぜ!一週間ぐらいカップ麺平気で食べてるズルズル。
有岡はそんなことさせないために喧嘩してもすぐ謝るんだ。何より月代に触れないのは辛いからね!
・・・・とか日々妄想して悶々してます何だこいつら自分で生んだわりには可愛すぎるぜハアハア。
もう一生看病しないとか言って有岡が苦しそうなの見たら結局面倒見ちゃうんだ馬鹿だね月代。
さァーて次回の「愛してティーチャー!」は?お待ちかねついにあの子が登場だよ!(誰も待ってない)



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